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[読書メモ] サラリーマン劇薬人生相談 ひろさちや  


サラリーマン劇薬人生相談 (ベスト新書 201)
ひろさちや
ベストセラーズ ( 2008-10-09 )
ISBN: 9784584122013
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

ひろさちやさんは宗教の先生で(先生といってもオルグではなく、学校の先生です)、けっこう本を出版されていますが、どれも同じようなことが書いてあります。
どの本にもあまり差異がありません。
本質的なことには変化がないからかもしれません。




あなたが会社での出世を望みながら、同時に幸福な家庭を築くことはできません。どちらかをあきらめるほかないのです。(P4)

さすが先生です。
現実的に考えれば当然のことのように感じます。
人間はあれもこれもとなんでもできるわけではありません。

「仕事」というものを「楽しいもの」とか「やりがいを見出すもの」だと思っているのがそもそもの間違いなのです。(P13)

最近はビジネス本ブームですから、本田直之さんとか勝間和代さんの本を読んだときは、こういう本を読んでバランスをとった方がいいです。
こういう本を読んで、「なんでみんな仕事したがるんだろ?」と思っていた方が健康的です。

反省といえば聞こえはいいのですが、結局はじくじく、くよくよ後悔しているだけなのです。(P21)

会社とか学校って反省・目標が大好きですよね。結局どれも集団をうまく動かすための小細工にすぎません。

仏教が教えるのは、無関心です。他人がどうしようが放っておけばいい。(P38)

日本人は集団意識が強いために、とかく他人を気にしすぎです。
まあ、そのおかげでたいして信仰心もないこの国が、ここまで治安がいいのですが。

あなたの場合、おそらく服装もナンセンスでしゃべり方もナンセンス、さらに化粧の仕方もわかってないということになるのではないですか。(P64)

「美人ばかりが得をしている」という相談者にここまで現実を突き付けられる人は、なかなかいないのではないでしょうか。
本当にボロクソです……。
ネットで「イケメンに限りる」と書き込んでいる人もおそらくこの類です。

「明日できる仕事は今日するな。他人ができる仕事を自分がするな」(P79)

ここまで仕事に対して徹底できるといいんですけどね。

いつどんな相手に対してもいい人間であろうとする。そんなことはできません。(P98)

好きな人もいれば嫌いな人もいる、それが自然だし、無理にいい人ぶる必要もない。
だいたい仕事におけるいい人なんていうのは、仕事ができない証拠だからね。

人間は無欲であればいいのかというとこれはこれで駄目なのです。分母が0になってはいけません。大切なのは無欲ではなく「少欲」にすることです。(P103)

欲もほどほどということです。

人生を目的地主義にしてはいけない、「こうなりたい」という明確な目的地をもって生きるのではなく、まわり道をしながら毎日を楽しむ。生き急ぐことはありません。(P106)

生まれてきたことに目的なんてありません。
もし目的があると考えると、生まれてすぐに死んでしまうような命に意味がなかったということになってしまいます。
生まれてきた意味など元々ないと考え、現状を楽しんだ方が自然でストレスがありません。

人間は誰しも好き嫌いというものがある。それを「好き嫌いをしてはいけません」と言って、何でも食べられる豚みたいな子供をつくろうというのが義務教育です。(P140)

こういう考え方が私は好きです。
義務教育の全てが悪いというつもりはないけれど、歪みがある。
そもそも教育というのは、生き方を教えるものではなく、国民の生産性を上げる為のものだから、注意をしなくてはならない。
自分の頭を使って考えなくてはならない。




総合評価★★★★

さすが、さちひろや!
「人生を楽しく生きなくては損だ」そんなふうに思える本です。
ビジネス書をたくさん買ったら、1冊ぐらいはこういう本を入れておいた方がいい。


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