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171006 伊坂幸太郎「熱」が再燃しています。  



小説を買いました。
伊坂幸太郎さんの本を4冊とローレンス・ブロックのケラーシリーズを1冊。

『ジャイロスコープ』
『死神の浮力』
『首折り男のための協奏曲』
『陽気なギャングの日常と襲撃』
『HIT ME 殺し屋ケラーの帰郷』

伊坂幸太郎さんの小説は図書館で予約しているのですが、なかなか順番が回ってこないので買ってしまいました。

category: 日記的メモ

thread: 日記というか、雑記というか…

janre: 日記

tag:   ブックオフ  小説  ミステリー  伊坂幸太郎 
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150120 読書メモ 『聖なる怠け者の冒険』 森見登美彦   

 


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
一年ほど前からそいつは京都の街に現れた。虫喰い穴のあいた旧制高校のマントに身を包み、かわいい狸のお面をつけ、困っている人々を次々と助ける、その名は「ぽんぽこ仮面」。彼が跡継ぎに目をつけたのが、仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら「将来お嫁さんを持ったら実現したいことリスト」を改訂して夜更かしをすることが唯一の趣味である、社会人二年目の小和田君。当然、小和田君は必死に断るのだが…。宵山で賑やかな京都を舞台に、ここから果てしなく長い冒険が始まる。



最近、あまり小説は読まなかったんだけれど、キャラクターが面白くてどんどん引き込まれました。

アニメ映画化してくれると面白いかもしれない。実写はCG使わないと無理だろうし、日本のCG技術は低すぎて見るに耐えないので、アニメでお願いします。

「充実した土曜日の朝は、熱い珈琲とたまごサンドウィッチから始まる」P18


POPEYEのサンドイッチ特集の時にこの文章が書いてあって、気になって図書館で借りたということを読んでいる途中で思い出しました。

いい一日を始めるプロトコル的な行動があると、ルーチン的にいい一日になっていいと思います。

「ここに大岩があるとしましょう。いくら川の流れが速くても大岩は流されない。すると川の水が大岩にぶつかるところの川底が、水の勢いでエグられていくわけです。どんどんエグられていくと、いずれ大岩はバランスを崩して、川上に向かって一つゴロンと転がるでしょ。そんなことが繰り返されるとどうなります? 決して川に流されない大岩は、むしろ川をさかのぼっていくことになるわけだ。どうです、ステキでしょう?」P202


これは読んでいてなるほどと思ったんですけど、後から読み返してみると、人生訓というよりは、いい感じに怠けるための屁理屈ですが、気が抜けていていいです。

京都の細かい地理が出てくるので、京都へ行ってみたくなります。

category: 読書メモ

thread: 読んだ本の紹介

janre: 本・雑誌

tag:   小説  京都   
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121104 この世界は本当に現実なのか? 読書メモ 『ぼくが愛したゴウスト』 打海文三  

 
ぼくが愛したゴウスト (中公文庫)



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
臆病で生真面目だけど、十一歳のごく普通の少年・田之上翔太。生まれてはじめて、ひとりで行った人気ロックバンドのコンサートの帰り、翔太は駅で人身事故発生の瞬間に居あわせてしまう。それを境に彼は、この世界に微かな違和感を抱きはじめるのだがー。残酷で理不尽な世界に立ち向かう少年の、愛と恐怖の旅立ちの物語。



 伊坂幸太郎さんが、絶賛していたらしいです。

伊坂幸太郎さんの作品が好きなので、読んでみました。




より本質的な相違が、メタ認知能力の有無だ。メタは<高次の>という意味で、メタ認知能力とは、認知を認知する能力のことだ

ぼくが愛したゴウスト P184



 人間の脳内では、ボケとツッコミがいて、認知がボケでメタ認知がツッコミということにります。

心があるということは、心を客観視するツッコミが存在するということになるみたいです。

つまり、観察するには、観察者がいなければならないということみたいです。

「世界は状態なんだ」阿部先生が言った。「仏教で言う縁起と同じだ。つまり、可能性の数だけ、いろいろな状態が重なり合っている」

ぼくが愛したゴウスト P194



 物質は突き詰めると波だったというあれですね。

シュレーディンガーの猫ですね。

あるというのは、存在ではなく、状態なのです

存在するのではなく、確率論的に確からしいというだけの状態なのです。

書いていても不思議ですね。

「きみたちを研究して、どうしても理解できない点がある。きみたちが心をもっていることだ。脳のはたらきという、物質のふるまいから、<心>が生じることを証明した科学者は一人もいない。つまり、翔太とヤマ健の存在を証明できない」

ぼくが愛したゴウスト P267



 「心」ってなんでしょう?

基本的にはパソコンもヒトも変わりありません。

入力があって、出力がある。

どちらも同じように、1か0かとう電気信号で動いています。

人間に「心」ってほんとうにあるんですかね?

心があるように振舞っているだけで、入力と出力を繰り返すパソコンと一緒なのかもしれません。

category: 読書メモ

thread: 読んだ本の紹介

janre: 本・雑誌

tag:   小説  伊坂幸太郎  打海文三 
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120523 読書メモ 『御宿かわせみ(一)』 平岩弓枝 人情とは物語の中だけのもの!?  

 
【送料無料】御宿かわせみ新装版

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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
江戸の大川端にある小さな旅篭「かわせみ」。そこに投宿する様々な人たちをめぐっておこる事件の数々。その渦の中に巻きこまれながら、宿の若い女主人るいと恋人神林東吾の二人は、互いに愛を確かめ合い、次第に強く結ばれていく…江戸の下町情緒あふれる筆致で描かれた人情捕物帳。人気シリーズ「御宿かわせみ」新装版第一弾。




ショートストーリーが沢山の本で、かなり読みやすいです。

時代小説というと男同士の戦いという感じだが、そういう場面はむしろ無く、人情話ばかり。

女性が書いているというのが大きいのでしょう。


「男でも、女でも、身の上話をはじめた時は、相手に気がある証拠だそうだ」

P165


自分の気持を理解してもらいたいというのは、恋愛のはじまりのような気がします。

相手がどう思っているかということよりも、自分の感情が強く出すぎてしまうのが恋愛です。

この状態は、たとえ両思いであったとしても、片思いと同じこと。

それよりも先に行くと、相手の感情と自分の感情の折り合いをつけた愛情になるのだと思う。

結婚とはそういう状態だと思います。


「そりゃ、人間、生きていりゃあいろいろあるさ、大事なのは、それをどう乗り越えるかじゃないのか。

長尾どのもおすががさんもそれは百も承知と思うが……」

P228



こういうのってスヌーピーも言ってたなあと思って、探してみたらやっぱりありました。

『YOU PLAY WITH THE CARDS YOU'RE DEALT..WHATEVER THAT MEANS』

(配られたカードで勝負するっきゃないのさ…それがどういう意味であれ)



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いい言葉は時間と場所を超えるものですね。


「佐吉が、なにか人様から誤解を受けましたでしょうか」

間違いを起こしたかと訊かず、誤解を受けたかと問うたところに、東吾は心を惹かれた。

これは佐吉を信じるている言葉であった。

P250



小説や物語を通じで人は人情を学ぶのかもしれません。

実際、人情に当たる回数としては、人生においてそんなに多くはないはずです。

物語で擬似的にそれを体験し、実際の生活に応用できたらいいなと夢を見ているのが、現実だと思います。

だったら、沢山応用できるように、沢山物語に触れておいたほうがいいですよね。


自分を運が悪いと思ってはおしまいだ、もっとひどいことになったかも知れないのに、

ありがたい、よかったと感謝する気持ちがあれば、きっとやり直せる。

P255



日々の暮らしに感謝できたら、なんて素敵なことでしょう。

日々の中に小さな幸せを見つけることが、幸せになるということなのかも知れません。

category: 日記的メモ

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janre: 本・雑誌

tag: 時代  小説  人情 
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ストロベリーナイト 誉田哲也  

 
ストロベリーナイト (光文社文庫)ストロベリーナイト (光文社文庫)
(2008/09/09)
誉田 哲也

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女性が主人公の警察モノの小説って少ないと思う。

面白いけれど、グロテスクな表現もあるので、そういうのが嫌いな人向けではない。
正直、ちょっと気持ち悪くなった…。




現代社会で、ことに企業内で、人を真っ白くいうのは得てして会社のためだ。真っ黒くいう場合は、利害の対立に起因する個人的見解の域を出ない。人と人との付き合いは、おおよそが灰色。そんなものだ。69


結局、人のことなんて分からない。
カイジにも、「人はひとりで生まれ、ひとりで死んで行く」的なことが描いてあった。

カイジ(1) (ヤンマガKC (608))カイジ(1) (ヤンマガKC (608))
(1996/09/03)
福本 伸行

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結局、人は勉強しなくなった時点で成長が止まるのだ。勉強好きには敵わない。144


本当に、そういうことだと思う。
勉強と言っても、意味のある勉強とそうでない勉強とがある。
意味があるとは、目的のある勉強である。
目標があって、目的があり、勉強をするなら、勉強の効率として最高だろう。
しかしながら、勉強のための勉強では、効率は上がらない。


離れているからこそ、抱いたときの悦びがある。一緒に暮らさないから、見えない部分を見たいと欲する。色気、あるいはエロスとは、そういうものだ。順番に風呂に入り、着古したパジャマで一緒に布団に入ったら、見えない部分もエロスもあったものではない。男と女は、全てを見せ合ってしまったら終なのだ。181


チラリズムこそが、男女の基礎であり、作法だ。
初期のエロスであるパンチラに、すべての基礎が集約されていたのだ。


「いいか。人間なんてのはな、真っ直ぐ前だけ向いて生きてきゃいいんだよ」426


ガンテツって少しかっこいいよね。
後ろを振り返るのは、自分じゃなくてもできる。

「振り返ることは、評論家のすること」って中田さんも言っていた。

中田語録 (文春文庫)中田語録 (文春文庫)
(1999/09)
小松 成美中田 英寿

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