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2009年02月の記事一覧

[読書メモ] 銭ゲバ ジョージ秋山  


銭ゲバ 上 (1) (幻冬舎文庫 し 20-4)
ジョージ秋山
幻冬舎 ( 2007-10 )
ISBN: 9784344410282
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

銭ゲバ 下 (3) (幻冬舎文庫 し 20-5)
ジョージ秋山
幻冬舎 ( 2007-10 )
ISBN: 9784344410299
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

本田透さんの本でなんどか引用されていたのと、ドラマでやっているようなので、読んでみました。
銭ゲバ、風太朗役が松山ケンイチだとカッコよすぎるだろ…。




人間は銭ズラ。銭があればなんでも手にはいるズラ。ひとの心も金で動かしてみせるズラ。(P139)

銭で変えないものはないズラ。

ひとのいのちにかてるものはございません。
あるズラ。
は!?
銭ズラ!(P374)

すごいズラ!

お金がほしいの!
な、なんてことをいうズラ! なんというまねをするズラ! きみは、わたしにとって、たったひとつの真実だったのに… きみまでが……(P494)

世の中は恋愛資本主義で、腐ってしまっているズラ…。

なんだかんだきれいごとならべても、しょせん、この世は銭でつながってるんだ。銭が多ければ多いほど、そのつながりは深くなる。(P213)

金の切れ目が、縁の切れ目というズラ。

どいつもこいつもブタズラ!
まともな奴はひとりもいないズラ!(P241)

現実が汚いから、現像を美化してしまうズラ。

五円のお金がない家もあるのです!(P356)

スゲー現実ズラ…。




総合評価★★★★★

コレはすごいよ!
漫画という虚像が、こんなにも金の事実を描いていいものなのか。
はだしのゲンとともに、学校の図書館においておくべきズラ。
さらに、中学生ぐらいになったら、ナニワ金融道を読めばいい。


category: 読書メモ

thread: マンガ

janre: 本・雑誌

tag: 恋愛資本主義 
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[読書メモ] NHKにようこそ! 滝本竜彦  

NHKにようこそ!
滝本 竜彦
角川書店 ( 2005-06-25 )
ISBN: 9784043747023
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

小説の主人公というのは、基本的に駄目人間である。
駄目人間から、いかにして立派な人間になるかというところに、ストーリーが生まれる。
結果的に「たいして変わってない」なら純文学になる。
そのストーリー上に具体的な敵が出てくるなら、対象となる年齢が下がる。
ただそれだけだ。

駄目人間という観点から見れば、この小説の主人公は、かなりの底辺である。
大学中退で、引きこもり、そしてロリコン。
最低である。




貧乏なのは、自分に金を稼ぐ能力が無いためだし、彼女がいないのは、自分に魅力が無いからだ。(P6)

まったくその通りで、閉口するしかない。
わかっているのに駄々をこねるのは、カッコわるい。
しかし、駄々をこねたくなるのが人というものだ。

あいつらはねえ、真っ当な人の心を持ってないんです。人の形をしていますが、本当は別の生き物なんです。(P81)

現実の女性から2次元へと逃げた山崎を愚かだと言えるほど、強くない。
現実の女性に付随する「おまけ」みたいなものが、たまにすごくうざったくなる。
「一週間も部屋に閉じこもってエロ画像集めてたって‐あんたそれ人間失格ですよ」
男にはエロで暴走することがある。
エロ画像・エロ動画なんて、実際みんな集めている。

革命家になりたかったなぁ、しかしそれは叶わなかった。戦士になりたかったなぁ、しかしそれは叶わなかった。(P255)

結局、人生に「敵」なんてものはいなかった。

もしもこの世に悪者がいてくれたのならば、俺たちは戦った。拳を振り上げて戦った。そうに違いない。しかし悪者はどこにもいない。世の中はいろいろと複雑で、目に見えるような悪者など、存在しない。それが辛く、そして苦しい。(P274)

誰にだって将来の夢や希望があっただろう。大人になっても追えるような夢が、私の「夢」であったならどんなによかっただろう。
26になって思うんだけれど、人生の先が予想できるというのもつらい。
私は現実とどう向き合うのだろうか?




総合評価★★★★

ゲームや漫画には、具体的な敵がいる。
魔王だったり、悪の秘密組織だったり。
そういった具体的な悪者が存在したら、どんなにいいだろう。
自分の人生の駄目なところを、全部そいつらのせいにできたら、どんなに楽だろう。

でも、そんな奴等はどこにもいなくて、現実の敵は結局、自分だったりする。
ドラクエみたいに経験をつめば、パラメータが上昇していくばっかりじゃなくて、時間とともに下がっていくものもある。

主人公は結局何も変化しなかった。
女の子を一人救えただけで、自分自身は得をするようなことはなかった。
その後の人生、彼はずっとこのエピソードだけで満足できるのだろうか?


category: 読書メモ

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

tag: ドラクエ 
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[読書メモ] フォーカス・リーディング 寺田昌嗣  


フォーカス・リーディング
寺田 昌嗣
PHP研究所 ( 2008-08-01 )
ISBN: 9784569701622
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

本が好きで、いつも「もっと速く読めたら、もっとたくさん読めるのに」と思っています。
だから今までに、速読の本もけっこう読みました。
でも、期待に応えてくれる速読術はありませんでした。
その理由がわかりました。




分厚い本でも、自分のほしいポイントを要領よく押さえて成長につなげていける読書。(P30)

本当ならば、まさに理想的な読書スタイルです!

短期で合格を目指すなら、どうやって合格ラインをクリアするか、それを冷静に計算します。満点を目指す必要はありません。(P67)


勉強は広く浅く! 捨てるところは捨てるのが鉄則だと思っています。

速読の世界では、右脳でイメージとして記憶することが、潜在意識で処理するといった説明が、まことしやかに語られていることがあります。(P95)

これはには「お前が言うな!」と思った。
著者だって、丹田呼吸とか胡散臭い方法を書いている。

「基本はテクニックより熱中」であるとし、「自然まかせで、自然に目が止まったところだけを読んでいく」と語っています。(P167)

ビジネス書はそれでいいと思う。
自分に必要なところだけ読めばいい。
小説では、そうもいかないでしょう。

最低三度重ねて読もう(P202)

コレは無理だろ!




総合評価★★

ところどころ矛盾しているところがある。
高校の先生をやってたみたいだから、強引に進める技術があるけれど、読んでいると「?」ってなる。
ちょっとビックリする。
巷にあふれる、右脳関連の速読とは違いますといいながら、呼吸がどうだとか、姿勢がどうだとか、書いてあることはたいして変わらない。
なんでアマゾンの評価が高いのかわからない。

そもそも、私のビジネス書の読書スピードは、けっこう速いということがわかった。
しかし、私の求めているのは小説の読書スピードをあげることだから、あんまり既存の速読術では対応できないことがわかった。
どうしよう…。


category: 読書メモ

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

tag: 速読 
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ジルオール、クリアしたよ!  


090217

ジルオール、とりあえずクリアしました!
なんか途中迷っちゃって、レベルが上がりすぎてたみたい。
ネメアが途中からパーティに加わったんだけど、弱すぎてあんまりありがたみがない。
ハッキリ言って、戦力にならん。
中ボス程度は、ほとんどナッジが一撃で倒しちゃって、全然緊張感が無かった…。

エンディングは、ノエルと旅に出るやつだったけれど、これもあんまりピンとこなかった。
2周目をやる気力はおきません。


国会議員の能力とは?
中川大臣も2世議員だったんですね。
初めて知った。
国会議員の子供だからって、国会議員としての能力が高いというわけでもないのに、やたらと2世議員って多い。

プロスポーツではありえないくらい多い。
まあ、その程度の能力でも勤まる仕事ということでしょう。

その点、プロスポーツは厳しい。
長島一茂もカツノリも最初は話題を集めたけれど、けっこう早い段階で切られた。
能力の無いものは淘汰される。

政治家の場合、人気も能力のうちだから、一概に能力が無いとは言えないか……。


category: 日記的メモ

thread: 思ったこと・感じたこと

janre: 日記

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[読書メモ] 人を出し抜く超・仕事術 本田 直之  



何にでも近道というものがある。
近道というよりは、回り道があるから、近道があると思う。
どっちの道を選ぶのかは、人生哲学の違いだし、知性の差でもある。
どちらが正しいというものでもない。
ウロウロと回り道をするよりは、一直線に突き進んだほうが省エネであることは明らかだ。
できれば回り道をすることなく、金は稼ぎたい。
でも、そんな方法は本当にあるんだろうか?




プロスポーツ選手の場合、トレーニングと試合に費やす時間の割合は「4対1」程度だといわれています。(P18)

プロはこんなに練習してんのか。
ゴルフとかってほとんど1日中練習してんのかなぁ?

まずは、「やりたくないこと」を100個あげてみよ!(P22)

実際にあげてみると分かるけれど、やりたいことよりも、やりたくないことの方がたくさんある。
人生ってさみしいものだ。

モチベーションはためることができず、常にそそぐ必要があります。(P31)

モチベーションをキープするのは誰の役目なのか?
仕事においては、本来はモチベーションをキープしなくてはいけないのは会社のほうだ。
それを上手くごまかしている。
自己実現だとか、目標だとか、愛社精神だとか、そういう『常識的な』うそにだまされていはいけない。
仕事って本来ムクムクとやる気がみなぎってくるようなものではない。
俺は犬じゃねーんだよ!って心の中で叫ぶくらいがちょうどいい。

一度「仕組み化」がなされてしまえば、あとは労力は軽減されるのです。(P38)

「仕組み化」するための仕事量の一時的な上昇がハードなんだよね。
この上昇を我慢できるぐらいなら、こんな本を買っていないと思う。

時間がないから、成果があがらないのではありません。むしろ、時間があるから、成果があがらないのです。(P56)

制限によって成果が上昇するということはある。
制限のぎりぎりまで何もしないで、締め切り間際に怒涛のペースで仕上げる。
こういう方法のほうが、だらだらしなくていい。
ただし、見極めができてないと、本当に間に合わなくなる。




総合評価★★★

内容は今まで出ていた本と同じ。
新しいことは書いていなかった。
こういう本を読む人は、基本的にぐうたらだ。
ぐうたらだからこそ、こういう近道・裏技的な本を読むわけです。
でも、読んだら分かるけれど、そんな近道や裏技なんてなくて、けっこう地味な作業が必要なんだよね。


category: 読書メモ

thread: 読書メモ

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[映画メモ] たみおのしあわせ  


たみおのしあわせ
オダギリ ジョー, 麻生久美子
メディアファクトリー ( 2009-02-06 )
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

コレはけっこう前から、観たかった映画でした。
『時効警察』が大好きだったから、オダギリジョーと麻生久美子、で『熊本課長』である岩松了が監督していれば、ぜったに面白いだろうと思った。
当然そうなるだろうと誰もが思うでしょ…。




麻生さんがキレイ!
麻生久美子さんがすごいキレイ!
コレだけでも後世に残す価値がある。映画としてはそれだけで十分だった。
個人的には、自転車に乗ってるシーン、浴衣姿、ウエディングドレス姿。コレだけで満足です。
いっそのこと、イメージビデオとしてだけ売り出せばいい。

ユニクロのCMいいよね。



コメディとしても微妙……。
ストーリーにコメディ的な要素を入れているから、シリアスな内容と矛盾してカタルシスを味わうことになる。
親父は彼女を盗られるし、息子は結婚式から逃げるし、嫁は息子よりも親父のほうが好き、コレだけじゃないんだけど、かなりシリアスな映画で、関係がどんどんずれていく。
そこにコメディを入れるんだけど、致命的に面白くない……。
映画館で見たら、怒り出すレベルです。

あのラストはなんなのか?
ネタバレだけれど、最後は親父が息子の手を引いて結婚式場から逃げ出すんだけれど、あれは『卒業』のパロディだろうか……。
面白いは面白いけれど、使い古されたネタだけに、「ああ…」といううめき声が上がる程度である。
なんなんだ!




総合評価★★

監督としては、自分のつくりたいものを作ったのだろう。
自己満足できるものだろう。
結果として面白くないというだけで…。
コレだけ豪華な役者を使って、この程度の映画しか作れないものなのだろうか?
切れ味が悪すぎる。
映画の興行を狙うならもっとハッキリとしたラストにしないと駄目だ。
芸術路線を狙うなら、もっとエロがないと駄目だ。
駄目駄目だ。


category: 映画メモ

thread: 映画

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tag: 麻生久美子  オダギリジョー  岩松了  時効警察  卒業 
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[読書メモ] ミミズクと夜の王 紅玉いづき  


ミミズクと夜の王
紅玉 いづき
メディアワークス ( 2007-02 )
ISBN: 9784840237154
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

なんかで評価が高かったので読んでみました。
ライトノベルってジャンルだろうか?
文章が稚拙で、セリフがクサい。
しかしながら……。




アン・デュークは口を開く。
「立ちふさがる獣は全て切る。決して剣の間合いに入るな。怪我をする、とは言わない」
そして僅かに振り返る。その目は闇の中でも輝くほどの、深い青。
「命の保証はしない」(P117)

ね、クサいでしょ。

なんてわかりにくいんだろう。なんて、ひねくれていて、なんて、不器用なのだろう。(P203)

本当にやさしい人は、優しくしたことを本人に気づかれないようにするものなのですよ。

言わなければならないことが、たくさんある気がした。ありがとう、ごめんなさい。ありがとう。

ね、稚拙でしょ(これは、思っている登場人物が幼いということもあるけれど)。




総合評価★★★

文章がいちいち稚拙でクサいから全然趣味じゃないはずなのに、最後のほうで心の琴線に触れてしまい、危うく泣きそうになりました。
泣かすために書いているような設定だからしょうがないよ、と自己弁護しておく。


category: 読書メモ

thread: 読書メモ

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tag: ライトノベル 
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[読書メモ] 喪男の哲学史 本田 透  


喪男の哲学史 (現代新書ピース)
本田 透
講談社 ( 2006-12-20 )
ISBN: 9784062137768
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

真の哲学者はモテない!という事実を書いた本。
ノーベル賞受賞者の顔をみろ、モテそうもないだろ。
モテるヤツが偉大な功績を残せるのなんて芸能界だけです!
モテない、モテないと嘆いてばかりでも救いがないので、モテない理由を自分以外で考察するとこうなる。
本質的には自分のせいでモテていないんだけどね…。
最初のスタートが間違っているから、空論でしかないんだけどその虚像にはなにか説得力があるから不思議。




本当の哲学は、「モテない苦悩」から始まるのです。(P13)

現状に満足しているしているひとは、ものごとを考えたりしないものだ。

真の哲学、すなわち喪男哲学は「俺って頭が良いだろう、見て見て」という思いあがった優越感からは生まれません。(P41)

見せびらかしてモテようとするためのものじゃなく、自分自身を納得させるためのものだから。

愛、性欲、モテの魔の手。これこそが喪男の人生を生き地獄にする執着の原因なのだと、喪男ブッダは発見したのです。(P45)

恋愛(=セックス)によって人生が壊れるとは、なんとも皮肉な話ではないか。
人間の本能は壊れているとことが『ものぐさ精神分析』に書いてあったけれど、壊れた本能を補う恋愛も歪んだ結果しか生まないのか。

現実的な肉欲はイデアの影である現実に対する欲望でしかありえませんから、イデアを求める理性よりも下位に置かれます。(P56)

性欲がルサンチマンの原因になっている。

だって「絵」は「絵」ですよ。絵に対して妄想の中で何をしても、「現実」の人間は誰も困らないわけです。(P79)

二次元の児童ポルノを規制しようという運動があった。
今現在その運動がどうなっているのかは知らない。
規制をしようとしている人たちは、「現実と妄想の区別がつかない人がいると恐ろしい」という理由で規制しようとしているようだが、実際に区別がつかなくなってしまっているのは彼らである。

ところがいつの間にか「脳内でエロいことを考えるのは罪だ」ということになって、二次元もまた罪になったんです。つまり「性欲のない人間」という有り得ない理想が作られ、すべての人間はその理想に近づくべきだ、ということになったんです。無茶言うな、と。(P80)

無茶苦茶だ!

真の哲学とは、一言で言い表せるものです(P92)

バカほど自分のバカさがバレないように、わかりづらくする。

真の喪男は「女とセックスできない」ことを苦しむのではありません。それはあくまでも苦しみの第一段階。その先には「女の精神にウンザリだ」という本当の絶望が待っているのです。(P110)

男と女は結局分かりあうなんてことはない。
愛だの恋だのといったところで所詮、依存というかたちで執着しているだけだ。
ミスチルの桜井さんのような超絶イケメンだって、「恋なんて、いわばエゴとエゴのシーソーゲーム」って言ってるじゃん。

「未来」なんてものも、結局は、現実から目をそむけるために発明された妄想にすぎないんじゃないのか。(P150)

事実だけれど、それを言っちゃあおしまいよ。

近代の恋愛は、この脳内萌えキャラ(プラトンのイデア)と、三次元の人間女とを無理やり同一視することで成立しています。(P182)

しかし現実に気がついてしまうから、恋愛は続かない……。

三次元の世界の中の一部だけを切り取って都合の良いように編集して作り変えたものこそがメディアなのです。(P217)

本質的に中立な立場というものは存在しない。
編集を行うことで意思が生まれる。
量的・時間的制限があるのだから編集は必ず行われる。

「世界を救う」とか「人類を救う」とか言ってる人は、だいたい、個人的なルサンチマンを全人類に勝手に敷行しようとしているだけです。(P237)

自己を世界の中心にしたほうが生きやすい。

性欲が溜まるからルサンチマンが生まれるんだ、という実に正しい理屈です。(P238)

性欲が『溜まる』とはどういう状況か、いわゆるムラムラするという状況か?

大脳を発達させすぎたために、単に動物として生きるだけでは収まらなくなった過剰なエスを持ったからこそ、人間の自我は二次元と三次元に分立し、そしてこの両者の弁証法的対立の繰り返しによって文明が異常に複雑なレベルにまで発達したわけです。(P253)

脳科学的には、脳の要領は人生の時間異常に発達している。
二次元の永続性が脳をここまで発達させたのではないか?

「人間は快楽のために生きている」という言ってはならない本当のことをフロイトは言い出したわけです。「人間は口では道徳だとか愛だとか神だとか言っているが、頭の中はセックスのことだけだ!」と言い放ったんです。(P258)

快楽の追求がヒト、生物の本質である。
しかしながら、全員が快楽を追求してしまうと、北斗の拳のような世紀末になってしまう。
社会性を維持するために、道徳やら、愛があるのだ。

関係の永遠性に基盤を置いた家族は、個々人の自由意志による刹那的な関係である恋愛とは両立しないものなのです。しかも、「恋愛資本主義」は、「生産」ではなく「消費」のためのシステムです。(P285)

結婚式とは関係性の変化を受領するための儀式のようなものか。

恋愛には寿命があり、いずれは「愛着」という段階へ移行します。ドーパミンノルエピネフリンが抑えられ、オキシトシンバソプレシンという愛着ホルモンの分泌が増えます。(P297)

ドーパミンが過剰発射されていると統合失調症になる。
オキシトシンが増えると母乳が出るようになる。
生理科学的に考えると、なんだかすごく説得力があるなあ。




総合評価★★★★

恋愛資本主義によって、恋愛は(セックスは)商品になった。
恋愛というよりも人間が商品になったのか……。


関連
[書評] ものぐさ精神分析 岸田 透

category: 読書メモ

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tag: ものぐさ精神分析  恋愛資本主義  ドーパミン  ノルエピネフリン  オキシトシン  バソプレシン  ルサンチマン  フロイト 
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[読書メモ] サラリーマン劇薬人生相談 ひろさちや  


サラリーマン劇薬人生相談 (ベスト新書 201)
ひろさちや
ベストセラーズ ( 2008-10-09 )
ISBN: 9784584122013
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

ひろさちやさんは宗教の先生で(先生といってもオルグではなく、学校の先生です)、けっこう本を出版されていますが、どれも同じようなことが書いてあります。
どの本にもあまり差異がありません。
本質的なことには変化がないからかもしれません。




あなたが会社での出世を望みながら、同時に幸福な家庭を築くことはできません。どちらかをあきらめるほかないのです。(P4)

さすが先生です。
現実的に考えれば当然のことのように感じます。
人間はあれもこれもとなんでもできるわけではありません。

「仕事」というものを「楽しいもの」とか「やりがいを見出すもの」だと思っているのがそもそもの間違いなのです。(P13)

最近はビジネス本ブームですから、本田直之さんとか勝間和代さんの本を読んだときは、こういう本を読んでバランスをとった方がいいです。
こういう本を読んで、「なんでみんな仕事したがるんだろ?」と思っていた方が健康的です。

反省といえば聞こえはいいのですが、結局はじくじく、くよくよ後悔しているだけなのです。(P21)

会社とか学校って反省・目標が大好きですよね。結局どれも集団をうまく動かすための小細工にすぎません。

仏教が教えるのは、無関心です。他人がどうしようが放っておけばいい。(P38)

日本人は集団意識が強いために、とかく他人を気にしすぎです。
まあ、そのおかげでたいして信仰心もないこの国が、ここまで治安がいいのですが。

あなたの場合、おそらく服装もナンセンスでしゃべり方もナンセンス、さらに化粧の仕方もわかってないということになるのではないですか。(P64)

「美人ばかりが得をしている」という相談者にここまで現実を突き付けられる人は、なかなかいないのではないでしょうか。
本当にボロクソです……。
ネットで「イケメンに限りる」と書き込んでいる人もおそらくこの類です。

「明日できる仕事は今日するな。他人ができる仕事を自分がするな」(P79)

ここまで仕事に対して徹底できるといいんですけどね。

いつどんな相手に対してもいい人間であろうとする。そんなことはできません。(P98)

好きな人もいれば嫌いな人もいる、それが自然だし、無理にいい人ぶる必要もない。
だいたい仕事におけるいい人なんていうのは、仕事ができない証拠だからね。

人間は無欲であればいいのかというとこれはこれで駄目なのです。分母が0になってはいけません。大切なのは無欲ではなく「少欲」にすることです。(P103)

欲もほどほどということです。

人生を目的地主義にしてはいけない、「こうなりたい」という明確な目的地をもって生きるのではなく、まわり道をしながら毎日を楽しむ。生き急ぐことはありません。(P106)

生まれてきたことに目的なんてありません。
もし目的があると考えると、生まれてすぐに死んでしまうような命に意味がなかったということになってしまいます。
生まれてきた意味など元々ないと考え、現状を楽しんだ方が自然でストレスがありません。

人間は誰しも好き嫌いというものがある。それを「好き嫌いをしてはいけません」と言って、何でも食べられる豚みたいな子供をつくろうというのが義務教育です。(P140)

こういう考え方が私は好きです。
義務教育の全てが悪いというつもりはないけれど、歪みがある。
そもそも教育というのは、生き方を教えるものではなく、国民の生産性を上げる為のものだから、注意をしなくてはならない。
自分の頭を使って考えなくてはならない。




総合評価★★★★

さすが、さちひろや!
「人生を楽しく生きなくては損だ」そんなふうに思える本です。
ビジネス書をたくさん買ったら、1冊ぐらいはこういう本を入れておいた方がいい。


category: 読書メモ

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tag: 本田直之  勝間和代  イケメン 
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090211 人間は銭ズラ  

090211

本屋に行って、「銭ゲバ」の上・下巻を買った。
傑作でした!


マンガは、風太朗がブサイクだからこそ説得力がある。
松山ケンイチでは説得力が出てこない。
モテるだろうから、銭ゲバっぽさが感じられない。
女性が彼にホレても、お金や権力だけに惹かれているように感じられない。
だから、ドラマの方は少しだけ見てやめてしまった。


最近、洋服はユニクロでしか買っていない。
休みにしている時計は980円だし…。
モテるということにも必死にならなくなった。
テストステロンが安定してきたのだろうか?
単に、現実と折り合いをつけただけか…。


アゴがでかいことが、わかった。


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tag: 銭ゲバ  ユニクロ  テストステロン 
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[読書メモ] 勝つために戦え! 押井 守  


勝つために戦え!
押井 守
エンターブレイン ( 2006-03-04 )
ISBN: 9784757726680
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

押井守ってあの暗そうな人ね。テレビにもたまに出ているから観たことある人もいると思う。
スカイ・クロラの映画版の監督。
自筆のエッセイではなく、話していることを書き起こしたもの。
こういう理屈をこね回す人は、本人はしゃべっていて楽しいと思うけれど聞く方は本当に大変だよね。
リアルでこういう人がいたら基本的に近寄らないことにしている。
でも、本なら読まないかぎり話は続かないから、「話がなげーよ!」と思うこともない。
いいメディアである。




メディアの上では、アニメもスポーツも所詮キャラ萌えだと。(P8)

メディアによって編集されたものは現実とは違うと認識していないといけない。
キャラクタの強い方が勝つというのもメディアのおかげである。
政治的な話をすると、はっきり言って民主党はキャラ立ちが弱い。自民党の方がキャラとして強いんだよね。
だからニュースにもなるし、テレビにもたくさん出られる。

自分にとっての勝利以外、あとはみんな余禄なんだよ。世間的な評価は全部おまけ。でもそのおまけが人を幻惑するんだよ。(P26)

自分の人生の価値は自分で決めた方がいい。
世間の勝利条件が、自分の勝利条件と一致しないこともある。

○○のために勝つんだ、という動機があるのは、勝敗論的には実はダメなんだよ。その時点で勝負自体に負ける構造を含むから。“勝つため”ということ自体が自己目的化している場合は勝敗論的に非常に有利になる。(P98)

勝負の目的が勝つことなら話しは早い。

そもそも実人生の勝負に勝つなんて事自体が、僕に言わせると幻想なんだよ。勝ち組みも負け組みもない。何故なら自分の人生の勝敗っていうのは自分でルールを決めなくちゃいけないから。(P101)

勝ち組・負け組みってようは、金もちと貧乏を言い換えただけでしょ。
みんなが金持ちになれるわけがないよね。

ゴダールが何の賞を取ったか? 映画史においてゴダールが持つ意味は巨大なんだよ、ゴダール以前と以降しかないんだから。(P118)

ゴダールの作品って観たことないなあ。
映画の何を勝利条件としているのかをうかがえる言葉である。
少なくともこの人の映像における勝利条件は興行収入ではないだろう。

昔から好きな言葉があってさ『二階の厄介息子の席を奪うな』と。変わり者とか、変人とか呼ばれている人間に席を用意するのが、やっぱり進歩した社会の絶対条件なんだよ。(P138)

それくらいの余裕がなくてどうする!
ある程度の安全余裕度というのは何においても必要だと思う。

現実をみつめて生きる方が、イメージの嘘を信じたフリをしてプレッシャーの中で生きるよりよっぽど楽しいよ。(P173)

アニメという虚像を作り出している人のいう言葉だから面白い。
現実を正しく見れるようなるのはいつか? 腹が出て髪が抜けるあたりからか?




総合評価★★★★

勝利条件は自分で決めるのだから、本質的に勝敗は主観でしかない。
「試合に負けて、勝負に勝った!」ってヤツ。
試合ってゆう客観もあるわけだけどね。

挿絵を描いているのが、西尾鉄也さんていう人で、挿絵と話とが全然関係ないことのほうが多いです。

category: 読書メモ

thread: 読書メモ

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tag: アニメ  ウイイレ  ゴダール  スカイ・クロラ  西尾鉄也 
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090209 テスト勉強の仕方  

090209

昇級試験がひと段落。
一応、昇級できました!
昇級しても、昇給しないんだけどね……。


テスト勉強について

テストは100点満点を取らなくてはならないという場合は少ない。
だからボーダー以上の点数を取れていれば、多少間違えてもパスすることは可能である。
自動車免許の試験ですら、間違いが許されるのだ(コレを知ったとき、けっこうビックリした!)。

ここで、考え方が二つに分かれる。
「テストで満点を取ろうとするタイプ」と「テストにパスすることだけを考えるタイプ」とに分かれるのである。
私は完全に後者だけれど、たぶん学校教育的には本来前者をつくりたいのだと思う。
しかし、効率がいいのは後者であると、私は考えている。
なぜなら、後者の方がより勝利条件が明確だからである。
資格試験であるならば、満点でパスしようがギリギリでパスしようがもらえる資格は同じだ。
ならばボーダーよりも過剰に取ってしまった点数はムダである。
効率的に考えるならば、配点の少ない分野は捨てるのは当然である。
ココで言う配点とは擬似的に数式で表すと

 配点 = 点数 (× 出題率) ÷ 出題範囲

と表すことができる。
出題率はわかるものもあるし、わからないものもある。

具体的に言えば、センター試験の英語を勉強するにあたって、文法やアクセントばかりを勉強するのはバカだ。もうテストを受ける前からバカだとわかる。
なぜなら、センター英語を受けたことのある人ならわかるが、センター英語で一番配点が大きいのは長文読解である。
それなら、長文読解から勉強するのが当然だ!
文法がわかれば長文も読めると思うかも知れないが、それは間違いである。
逆なのだ、長文が読めれば文法もわかるというが、正しい考え方だ。

薬剤師の国家試験で言えば、生薬を一生懸命勉強するヤツはバカだ。
薬剤師の国試では、問題数が240問ある。そのうち生薬の問題は2問である。
240問中の2問を勉強するか、240問中40問出題される衛生を勉強するかは考えるまでもない。

テストとはいかに効率よく点数を拾っていくかというゲームである。
生き方の問題かもしれないが、最初から捨てるところを決めて配点のでかいところから勉強していくのが効率のいい勉強法だ!

あんまりこういうことって、他の人は考えないのだろうか?

今日、勉強の仕方を聞かれたので書いてみた。





テスト勉強の間、時間もないのにゲームも本も買い込んだから、在庫がすごい。

とりあえず、途中の『Zill O'll』からクリアしてしまおう!
今、メネアが次元の狭間に落っこちたところで止まってました。


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高い時計  

上司に「高い時計をかいなよ」と言われた。

私が普段している時計はセイコーの腕時計で、父に就活のときに「腕時計で余ってるのくれ」と言ってもらったものだ。
スーツを着ると、腕に時計がないと違和感があるのです。

だから、値段とか知らない。
多分セイコーだから値がはるものではない。
古いものだから、電波時計でもないし太陽電池でもない。
そもそも、セイコーで高いといってもたかがしれていよ。

そんな時計が、上司にはかっこ悪く見えたのかもしれない。
彼女は、男性の時計をチェックしてしまうと言う。

経済力と時計は概ね比例するとは思う。
実際、男がお金をかけられるところって、腕時計とか車とかそんなところしかない。

でも、そんなところを見て寄ってくる女性にモテてもね……。
虚しいだけなんじゃないだろうか?

まあ、貧乏人の遠吠えですね。


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