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2009-06

[読書メモ] ドストエフスキーの人間力 齋藤孝


斉藤さんの書く文章は、いつもエネルギッシュで読んでいると少し苦しくなる。
それが私との『器』の違いなのかもしれない。




私の思うところでは、ボケるというのは、他人の言葉を受け入れることができない状態だ。(P46)

薬局はボケた老人ばっかりだ!
どいつもこいつも、人の話なんてききゃあしない。
勝手に自分勝手なプライベートな話を続ける。
そういう意味では、政治家も同じだ。
うるさがっている人がいるということが分からずに、選挙カーに乗って、自分の名前を連呼する。
朝に駅前で、立ち止まる人なんて一人もいないのに、自分の主張を叫び続ける。
自分に酔っているとしか思えない。


人間はやはり器を自覚することも大切だ。(P102)

人間関係では、エネルギーの大きさをそろえる必要がある。
エネルギー差が大きいと、付き合うことに多大な疲労を伴う。
自発的なエネルギーの差が、器の大きさの差になる。
器の大きさが、そろった相手を見つけることは難しい。


どうしよもない状況に追い込まれなければ変わることのできないのが普通の人間だ。

そりゃそうだろ。
変わらなくてもいい状況で、変わるのなら、それはエネルギーの無駄遣いだ。
だから、コンプレックスなんてものは、その程度のことなのだ。
変わらなくてもいい状況だから、変われないんだ。
必要のない変化は、長続きしない。


世の中は不公平なもので、生まれついて人を惹きつける人とそうでない人とがいる。(P194)

コレもエネルギーの差だと思う。
もちろん、人から好かれるエネルギーと人から嫌われるエネルギーとがある。
生まれついて人を惹きつけるというのは、才能であり、そのことについて悩む必要はない。
努力なんかでは、それは補えない。
人を惹きつけるということは、才能だから、それだけで人生が楽になるだろう。
才能とはそういうものだ。


関連
段取り力
悪いことは割に合わない‐[書評] 「世界征服」は可能か?   岡田 斗司夫

テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌

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