人間とは何か マーク・トウェイン 人間唯一の衝動
![]() | 人間とは何か (岩波文庫) (1973/01) マーク トウェイン 商品詳細を見る |
二 人間唯一の衝動
自己犠牲の衝動は、複数の衝動群からなっているという青年にたいして老人がいう言葉。じゃ、言うがね、法則というのはただ一つ、根源もまた一つだってことだな。
ただ一つの根源とは、自己満足に過ぎないということ。
人それぞれの良心は、教育の結果、一定の方向を向いている。
わたしは、性善説なんていうのは嘘っぱちだと思う。
自己満足・自己陶酔を『自己犠牲』と呼ぶことで、肯定する。まず自分自身の安心感、心の慰めを求めるという以外には、絶対にありえんのだな。
しかしながら、自己犠牲によって心の安心を得ていることは、自明である。
24時間テレビでの偽善たっぷりの演出も、自己満足の成れの果てだろう。
特に、テレビメディアはそういった偽善をビジネスに変えるのが上手い。
結果的に誰かのプラスになることを批判するつもりはないけれど、自分たちの満足も認めたほうが健全だとは思う。
世論の影響力というものは、想像しているよりも強い。そうなんだよ‐世論って奴はしばしば人間をしてどんなことだってやらせる。
世論を分割していくと小さなグループになる。
ここで今人気の「KY」というものが出てくる。
空気を読むということは、そのグループの『世論』に従うということである。
アフガンを攻撃したときも、アメリカ人は世間の空気を読んだわけだ。
その選択が、良いとか悪いとかは別にして、世論に反することをすることに不安を感じる人は、自己の満足のために世論どうりの選択をするだろう。
人間の衝動は、外的要因に対するその人間の『良心』によって決まる。
その良心は、自己のより安心・満足を得られる方を選択する。
ココに善悪が影響するのは、教育の結果なのだと思う。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://tieno.blog79.fc2.com/tb.php/149-9cd8996d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)




