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121104 この世界は本当に現実なのか? 読書メモ 『ぼくが愛したゴウスト』 打海文三  

 
ぼくが愛したゴウスト (中公文庫)



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
臆病で生真面目だけど、十一歳のごく普通の少年・田之上翔太。生まれてはじめて、ひとりで行った人気ロックバンドのコンサートの帰り、翔太は駅で人身事故発生の瞬間に居あわせてしまう。それを境に彼は、この世界に微かな違和感を抱きはじめるのだがー。残酷で理不尽な世界に立ち向かう少年の、愛と恐怖の旅立ちの物語。



 伊坂幸太郎さんが、絶賛していたらしいです。

伊坂幸太郎さんの作品が好きなので、読んでみました。




より本質的な相違が、メタ認知能力の有無だ。メタは<高次の>という意味で、メタ認知能力とは、認知を認知する能力のことだ

ぼくが愛したゴウスト P184



 人間の脳内では、ボケとツッコミがいて、認知がボケでメタ認知がツッコミということにります。

心があるということは、心を客観視するツッコミが存在するということになるみたいです。

つまり、観察するには、観察者がいなければならないということみたいです。

「世界は状態なんだ」阿部先生が言った。「仏教で言う縁起と同じだ。つまり、可能性の数だけ、いろいろな状態が重なり合っている」

ぼくが愛したゴウスト P194



 物質は突き詰めると波だったというあれですね。

シュレーディンガーの猫ですね。

あるというのは、存在ではなく、状態なのです

存在するのではなく、確率論的に確からしいというだけの状態なのです。

書いていても不思議ですね。

「きみたちを研究して、どうしても理解できない点がある。きみたちが心をもっていることだ。脳のはたらきという、物質のふるまいから、<心>が生じることを証明した科学者は一人もいない。つまり、翔太とヤマ健の存在を証明できない」

ぼくが愛したゴウスト P267



 「心」ってなんでしょう?

基本的にはパソコンもヒトも変わりありません。

入力があって、出力がある。

どちらも同じように、1か0かとう電気信号で動いています。

人間に「心」ってほんとうにあるんですかね?

心があるように振舞っているだけで、入力と出力を繰り返すパソコンと一緒なのかもしれません。

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