人間とは何か マーク・トウェイン その例証
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三 その例証
人間は善悪で判断しているのではなく、生まれつきの性質(先天的性質)と教育(後天的性質)によってのみ、行動を判断している。つまり、彼の生まれつきと教育とだけに、つねに忠実だってことさ。
それも、自分の満足のために行動している。
だから、人殺しの衝動もボランティアの衝動も根源的には同じ。
どちらも自己満足のため、心の安心のためにそうしている。
老人に言わせれば、どんな自己犠牲的なことも、見方を変えれば、自己満足・自己陶酔が必ずあるという。
見方としては、そういう見方もあるのだろう。
どこで思考を止めるかというのが、問題なんだと思う。
ボランティアってすごいなってところで止めるか、もっと内面まで考えるかの違いだけで、その人のしている行動に違いはない。
だったら、教育のたまものである『良いこと』をしていた方がましなような気もする。
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