楽しいことだけしたい人の、ミニマムライフ的なブログ ホーム » 読書メモ »人間とは何か マーク・トウェイン 本能と思想

人間とは何か マーク・トウェイン 本能と思想  

人間とは何か (岩波文庫)人間とは何か (岩波文庫)
(1973/01)
マーク トウェイン

商品詳細を見る

六 本能と思想

人間とその「未啓示の生物」とを分かつ知的境界なんてものは、絶対に存在しない


人間が特別知的とかそういうことではなく、蟻ですらも思考するというお話。
確かに、動物は人間の言葉を理解しているように振舞うことがある。
逆に人間は、あまり彼らの言葉を理解するようにはなれない。
その点では、人間は彼らよりも劣っているのかもしれない。

1200万ドルの遺産を相続したイヌ、脅迫を受けてフロリダへ避難


自由意志

たしかに意思ってもんはある。だが、およそそれは正邪善悪の知的判断などとは無関係なんだな。したがって、そんなもんの支配を受けるはずがない。


自由意志なんてものはなく、もって生まれた性質と、その後の教育や環境によって勝手に決まる、というのが老人の主張である。
つまり、善悪の判断とその行動とは、無関係であるともいっている。
昨日、K-1の選手が、人を殴ってほめられるから格闘技が好きだ、と言っていたが、明らかに教育の欠如だろう。
悲しいことである。


価値は二に非ず、唯一なり

物質欲なんて、そんなものはないからな。欲はすべて精神的なんだ。


金も精神的満足のシンボルである。
金が精神を満足させているかぎりは貴重だが、それがなければ、価値は消える。


困難な問題

われわれ人間って奴はだな、君のいうその「全体」って奴の上に、なにかある主人、そして王ともいうべきものを想定した上で、そいつを「わたし」と呼んでるだけ。だから、さてそれを定義づけるとなると、たちまち困る、できんのだよ。


思考実験的に考えれば、感情と体とどちらがわたしなのかということだ。
これは、攻殻機動隊のテーマのひとつでもあると考えられる。


主情念

そうさ、人間の道徳的体質に根ざした無色の力ってことだな。本能と呼んでもよかろう‐善悪の区別なんてことは、できもしなけりゃ、やりもしない、また、自身の満足がえられるかぎり、人間への結果など、まったく考えもしない盲目、無理性の本能ってことだな。


その主情念が生まれつき、というのだから、救いがない。
限界まで教育で強制はできるが、完全ではない。

関連記事

category: 読書メモ

thread: 読書メモ

janre: 本・雑誌

tag: k-1  攻殻機動隊 
tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://tieno.blog79.fc2.com/tb.php/153-ec7a1425
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

読書中

RSSフィード

メールフォーム

フリーエリア

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ全記事表示

ベストセラー

買って良かったもの

最近のお気に入り

読了本

▲ Pagetop