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180927 読書メモ 『絶滅の人類史』 更科 功 絶滅の先にはマッドマックス的な未来が?  

歴史にあまり興味はない。どうせ諸行無常の連続でしょうと思ってる。
「諸行無常」という言葉が出てくることに、中学生のときの暗唱にも意味はあったと思う。

もっと大局的に見たヒトの生物としての歴史なら興味がある。進化の歴史だ。
歴史というよりも生物か…。
どうしてもそういう本を見てしまうと読みたくなる。




アウストラロピテクスやホモサピエンス、ジャワ原人、クロマニヨン人、ネアンデルタール人なんかは知っている人も多い。
この本にはもっと詳しく出てくる。正直、途中でどれがどれだかわからなくなるが、気にしなくていい。
分類というのは意味がないとは言わない。分類することには意義があるが、分類を覚えることには意味はない。
情報の記憶でコンピューターに勝てるわけがない。
ヒトはもっと別のことをしたほうがいいい。

肉食獣の中では走るのが遅いと言われているライオンでさえ、オリンピックの100メートル走で金メダルを取ったウサイン・ボルトより速く走れる。いや、でっぷりとしたカバだって、だいたいボルトと同じくらいの速さで走れるのだ。



ヒトは進化の過程で短距離走は諦めたらしい。
オリンピックのたびに100メートル走で盛り上がっているのがバカらしくなる。
長距離走であればヒトは結構多くの動物よりも上にくるらしい。

食事や消化に時間が取られなければ、暇な時間ができる。
暇な時間も、人類が知的活動を行うためには重要だったと考えられる。



暇は重要だ。
学問は暇な時間ができてから発展したというのは、ギリシア・ローマ時代の奴隷制度によるものだ。
今は、コンピューターが奴隷の代わりになるはずだが、主従関係が逆転しているかもしれない。
スマートフォンにヒトは暇を吸い取られている気がする。

地球で人類がもっとも脳化指数が高い動物になったのは、わずか150万年前という最近のことなのだ。それまで数千万年間は、脳化指数がもっとも高い動物は、ずっとイルカだったのである。



人類がチンパンジー類から分かれたのが700万年前なので、550万年間も我々は直立二足歩行するサルだったわけだ。
しかも実は、脳はネアンデルタール人よりも小さい。
ホモサピエンスだけが残った理由は、頭が良かったからではなく、単純に子孫を多く残せたという理由が大きいらしい。

著者はネアンデルタール人の隣人がいたらという空想を書いているが、ホモサピエンスである我々は他の種族を絶滅させずにはいられないのだろう。
地球上の資源には限りがあるし、それを奪い取るために進化したのだ。
今更引き返せはしない。
ヒトは資源を他の種族はもとより、同じヒト同士であっても奪いあい争う。それがヒトとしてのさがだし、生物は皆そうだ。
マッドマックス的な世紀末の予感しかしない。




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