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[書評] レキシントンの幽霊   村上春樹  

レキシントンの幽霊 (文春文庫)レキシントンの幽霊 (文春文庫)
(1999/10)
村上 春樹

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古い屋敷で留守番をする「僕」がある夜見た、いや見なかったものは何だったのか?椎の木の根元から突然現われた緑色の獣のかわいそうな運命。「氷男」と結婚した女は、なぜ南極などへ行こうとしたのか…。次々に繰り広げられる不思議な世界。楽しく、そして底無しの怖さを秘めた七つの短編を収録。



もともと、村上春樹氏の作品はたくさん読んでいるので、これも前に読んだことがあったのかもしれない。
でも、読んだときに、また面白さを感じられたのだから、それはそれでいい。

読んだときの状況によって、言葉の意味って変わる気がする。
今読んで、印象に残ったところが、一年後に読んで、印象に残る保証はない。
たぶん変わっていくのだろう。

印象に残った言葉。

人はあらゆるものに勝つわけにはいかないんです。人はいつか必ず負けます。大事なのはその深みを理解することなのです。


ある種の人間には深みというものが決定的に欠如しているのです。


過去からくるものなんだ。未来から来るものじゃない。それは君を束縛したりしない。君が夢を束縛しているんだ。わかるかい?


「いちばん辛いのは、怖いことなんだよ。実際の痛みよりは、やってくるかもしれない痛みを想像する方がずっと嫌だし、怖いんだ。そういうのってわかる?」


何がわたしの心の琴線にふれたのかは、分からない。
こういった文章が、わたしにとって何を意味しているのかも分からない。
それでも、何かがハッキリと存在していることはわかる。

人間、自分のことがいちばん分からないって、天才バカボンの本官さんが言っていたっけ。

0307


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