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[書評] 反哲学入門   木田 元  

反哲学入門反哲学入門
(2007/12)
木田 元

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正直、難しい…。
たぶん、木田さんの書いたことの30%も理解できていない気がする。

政治と哲学と宗教とが密接に絡み合っていることは、分かった。

西欧の視点と日本の視点とでは、物事の見方違うようだ。

西欧の見方とは、いわゆるプラトン・アリストテレス的な見方。
超自然的原理(これは、イデアでも純粋形相でも神でもなんでもいいけれど)を通して物を見る。
キリスト教・イスラム教は、プラトン主義を下敷きにしているから、キリスト教圏・ユダヤ教圏ともにほとんど考え方は同じ。
基本は形相(イデア)と質料(ヒュレー)という考え方がある。

アリストテレスはコレを発展させたわけだけれど、結局、プラトンとたいして変わらない。

さらにしばらく経って、「イデアなんてないんじゃね」と言い出したのが、カントとニーチェ。
でも、カントとニーチェにはプラトン主義を完全に壊すことが出来なかった。

これを完全に壊したのがハイデガーってことになるようです。
じつは、ハイデガーってひとは詳しく知りません。

なんかね、読んでて思ったのが、人間の思考を邪魔しているのは宗教なんじゃないかってこと。

宗教じたいに、脳みそを麻痺させてしまうようなものが、本質的に内包されているんじゃないかな。
哲学で名を残した人たちは、相当頭いいはずなのに、その思考の壁として立ちはだかるのが宗教のような気がした。

そもそも、哲学が難しいのは、一神教的な教義のない多くの日本人には、考えもつかないようなめんどくさい理屈を一神教の教義に反しないように、せっせと積み上げていたからだと思う。
つまり、みんなでプラトン主義のほころびを隠そうとしていただけ。
コレがぶっ壊れると、コレを下敷きにしているキリスト教・イスラム教が壊れるんじゃないかと恐れていたから。
でも、ハイデガーが壊したけれど、結局、宗教は生き残った。

それは、宗教がもはや壊れることがないほど根付いてしまったから。
教義がプラトン主義からはなれ、独り歩きを始めたから。

多神教の教義もどこかの哲学からきているのだろうか?
神道の教義は、もっと生活に密着している気がする。
生活の知恵的な何かからね。


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