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株式投資のマーケティング-[書評] ネット株の心理学   小幡 績  

ネット株の心理学 (MYCOM新書)
小幡 績
毎日コミュニケーションズ ( 2006-06 )
ISBN: 9784839920791
おすすめ度:アマゾンおすすめ度


人間の行動は、感情に極端に左右され易い。特に、ネガティブな感情による影響は強い。
株で儲けた金は、キレイな金とは扱われないが、金は金である。
金に色なんかついていない。
株式投資もいつ誰が買うのか、マーケティングの要素が必要不可欠だ。

彼らに比べて個人投資家が優位に立てることはあまりなく、プロに比べてより企業の実態を見抜き、より賢い投資ができるとは思えません。

個人が投資でプロを出し抜けるということはない。
それは、時間的要因・資金的な要因もあるし、知識的要因もある。
実際わたしのポートフェリオでは、投資信託はおおむねプラスの収益を上げている。
投資信託のいい点は、自分でやる場合よりも価格が気にならない点にある。
いい意味で、他人任せなのだ。
わたしが株を買うと、当然一時的には上がることもあるし、また下がることもある。
このランダム運動が、気になってしょうがなくなる。
仕事から帰ってきて、まず株価をチェックするというような、無駄な時間が多くなる。
最初のうちは、目新しさもあって楽しいが、だんだんと時間を無駄にしていることに気づく。
お金は目的ではなく、手段ということを忘れてはならない。
だったら、自動的に積み立てる投資信託の方が放っておけるので楽である。
めんどくさいことは、お金を払って人にやってもらった方がいい。
なんでも自分でやる必要はないのだ。
お金よりも時間の方が、はるかに大切である。


配当がよくて優良企業だからという理由だけで投資しては絶対にいけないのです。

株式投資は人気投票だから、注目されなければ株価が変動するということはありえない。
優良企業なら、いつかは注目されて株価が上がるかもしれないが、そのいつかが、100年後では意味がない。
株を買ったことのある人なら分かると思うが、株は買うことよりも売ることの方が難しい。
どうしても欲が出てきてしまうので、売るタイミングを逃してしまう。
保有すると心理的に価値が上がってしまうのだ。
配当はもらえるとうれしいが、たいした金額ではない。
バフェット先生も言うように、無配当で自社株買いをするとか、もっと企業として有益な方法はいくらでもある。しかしながら、あまりこの自社株買いを見ることはない。
多くの株主は、無配当を嫌う。これは目先の金に目が眩んでいるからである。
そして、株主の中には配当を決める会社役員もはいっているから、無配当ということはなおさら難しい。
株主のことを本当に考えているなら、余剰金を配当にまわすのは止めていただきたい。


誰がこの株を将来買ってくれるのか。いつごろ、いくらくらいで買ってくれるのか。

現在の日本市場は、公平とは言えない。
日本企業の買収に対して、国が過剰に関与しては外国人投資家にとって不利である。
市場経済は、誰に対しても公平でなければ、機能しない。
国の過干渉で、外国人投資家にとって魅力が薄くなっているのが現状だろう。
これで、値段が下がっているのなら、これはこれで買い時である。
しかしながら、いつ外国人投資家が戻ってきてくれるだろうか?
他の投資に資産を移してしまっているかもしれない。
現在で言えば、石油や穀物だろう。
スタグフレーションとはいわないが、インフレ気味である。
価格が上がり過ぎている。
これはただのブームであって、誰が操作できるわけでもなく、単なる流行の問題である。


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時給百円未満 | 2008/07/08 20:45

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