パパの育児日記 ホーム » お薬メモ »「胃薬」と一言で言うけれど-薬の効果でみる胃薬の分類

「胃薬」と一言で言うけれど-薬の効果でみる胃薬の分類  


「胃薬」と言っても、薬の作用では色々あります。胃酸を抑えるもの、胃を保護するもの様々です。
病院で処方される「胃薬」を簡単に分類してみました。

参考資料

治療薬マニュアル 2008 (2008)


まず、胃薬は攻撃因子抑制と防御因子強化とに分けられます。
攻撃因子とは、胃酸のことです。胃酸のおかげで、食べ物を溶かすことができます。
防御因子は、粘液です。粘液のおかげで、胃酸によって胃が溶けるのを防ぎます。
胃を荒らしているのは胃酸ですから、胃酸の分泌自体を抑えるか・胃酸を防ぐかすればいいわけです。

攻撃因子抑制
H2ブロッカー
胃壁にあるH2受容体をブロックして、胃酸を押さえます。テレビCMでおなじみのガスターもこのグループ。
・タガメット
・ザンタック
・ガスター
・アルタット
・アシノン
・ストガー/プロテカジン(おんなじ薬でメーカーが異なります)

ムスカリン受容体拮抗
ムスカリン受容体(アセチルコリン受容体)をブロックして、胃酸分泌を抑えます。作用が緩やかなため高齢者に使われることが多いです。
・ガストロゼピン

抗コリン
ムスカリン受容体を刺激するアセチルコリンが、出てこないようにする薬。緑内障、前立腺肥大症のかたは、症状を悪化させる可能性があります。
・コランチル

プロトンポンプ阻害(PPI)
胃酸分泌は最終的にプロトンポンプを経由して起こります。そこを防げば胃酸分泌が効果的に阻害できます。強力に胃酸分泌を抑えます。
・オメプラール
・タケプロン
・パリエット

酸中和
出てきた胃酸を直接中和する薬。理科の実験でやった酸とアルカリの中和反応を胃の中でおこします。
・マーロックス
・酸化マグネシウム


防御因子強化
粘膜抵抗強化
傷ついた部分にくっついて守る薬と治癒を早める薬。
・アルサルミン
・プロマック
・アズノール
・マーズレンS
・イサロン
・ゲファニール
・ガストローム
・アルロイドG

粘液産生・分泌促進
その名のとおり、胃を守る粘液の産生と分泌を促進する薬。整形で痛み止めとかがでると、一緒に処方されます。
・セルベックス
・ケルナック
・サイトテック
・ムコスタ

胃粘膜循環改善
血液の循環を改善することによって、胃の機能を回復させます。
・ノイエル
・ソロン
・アプレース
・ウルグート
・ガスロンN


私のところで出ているのは、こんなところです。
たかが胃薬、されど胃薬ですね。


関連
ちょっとまて、ジェネリックはそんなに安くない
薬剤師の給料


関連記事

category: お薬メモ

thread: 頑張れ自分。

janre: 日記

tb: 0   cm: 4

コメント

はじめまして

ちょっと質問なんですが、こうやって分類できるということは、
別のジャンルのものは併用できても、同じ種類のものは普通は併用しないということですかね?

例えば、セルベックスとソロンは一緒に飲むことはあっても、
セルベックスとサイトテックは飲まない・・・とか。

りのあ #- | URL
2009/12/27 23:44 | edit

Re: タイトルなし

> はじめまして
>
> ちょっと質問なんですが、こうやって分類できるということは、
> 別のジャンルのものは併用できても、同じ種類のものは普通は併用しないということですかね?
>
> 例えば、セルベックスとソロンは一緒に飲むことはあっても、
> セルベックスとサイトテックは飲まない・・・とか。

はじめまして
コメントありがとうございます。

その通りです。
同系統のものは、基本的に一緒に服用することはありません。
例えば、整形外科でセルベックスを服用していて、外科からサイトテックが出たら、どちらかが服用中止になります。

insight管理人 #- | URL
2010/01/10 06:58 | edit

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

# | 
2012/07/26 14:26 | edit

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

# | 
2013/03/31 09:53 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://tieno.blog79.fc2.com/tb.php/347-9bb592ae
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

読書中

RSSフィード

メールフォーム

フリーエリア

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ全記事表示

ベストセラー

買って良かったもの

最近のお気に入り

読了本

▲ Pagetop